「次のクルマは、デザインも走りも進化した新型プリウスにしたい」と考える方は多いのではないでしょうか。しかし、購入を検討する中で「プリウス60は燃費が悪い」という気になる噂を耳にし、不安を感じているかもしれません。
この記事では、そうした疑問を解消するために、燃費表示と実燃費のギャップがなぜ生じるのかという根本的な問いから、口コミで見るリアルな燃費、そして具体的な実燃費の数値まで、データを基に徹底的に掘り下げます。
さらに、プリウス50(旧型)との燃費比較や、ライバル車と比べた燃費ランキングでの実力を客観的に検証。多くの方が懸念する高速燃費が悪いと言われる理由や、速度100km/h走行時の高速燃費の実態にも迫ります。
この記事を読み終える頃には、満タンで何キロ走れるのかといった実用的な疑問から、走行モードで燃費は変わるのか、さらには明日から実践できる燃費を上げるための運転のコツまで、プリウス60の燃費に関する全ての情報が明確になります。
この記事で分かること
- カタログ燃費と実燃費の差が生まれる具体的な理由
- プリウス60が「燃費悪い」と感じる走行シーンとその原因
- 旧型やライバル車と比較した客観的な燃費性能
- 今すぐ実践できる燃費を向上させる運転のテクニック
プリウス60は燃費悪い?噂の真相を徹底解剖
- 燃費表示と実燃費のギャップはなぜ生まれる?
- 口コミで見るリアルな燃費はどのくらい?
- 気になるグレード別の実燃費をデータで比較
- プリウス50(旧型)との燃費比較で見る進化
- ライバル車との燃費ランキングでの実力を検証
燃費表示と実燃費のギャップはなぜ生まれる?

プリウス60を検討する際、まず目にするのがカタログに記載された燃費値ですが、この数値と実際の燃費(実燃費)との間には、多くの場合で差が生じます。これはプリウスに限った話ではなく、全ての車に共通してみられる現象です。
その最大の理由は、カタログ燃費の測定方法と、私たちが日常的に車を運転する環境が大きく異なるためです。カタログ燃費は「WLTCモード」という国際的な試験法に基づいて測定されています。このWLTCモードは、「市街地」「郊外」「高速道路」という3つの走行パターンを組み合わせ、現実に近い走行条件を想定していますが、あくまで決められた条件下でのテスト値に過ぎません。
例えば、テストではエアコンの使用は最小限に抑えられ、急加速や急ブレーキといった燃費に悪影響を与える運転は含まれません。また、乗車人数や積載する荷物の重さ、天候、道路の勾配といった、実生活で燃費を左右する様々な要因も考慮されていないのです。
一方で、私たちの実際の運転では、夏の猛暑日にエアコンを強く使ったり、冬の寒い日に暖房を入れたりします。交通渋滞に巻き込まれて発進と停止を繰り返すこともあれば、多くの荷物を積んで坂道を登ることもあるでしょう。
このように、カタログ燃費は「理想的な条件下での最高のパフォーマンス値」と捉えるのが適切です。したがって、実燃費がカタログ燃費を多少下回るのは、ごく自然なことであり、必ずしも車の性能が悪いことを意味するわけではありません。このギャップの存在を理解しておくことが、燃費を正しく評価する第一歩となります。
口コミで見るリアルな燃費はどのくらい?

カタログ燃費と実燃費に差があることを踏まえた上で、次に気になるのが「実際に乗っている人たちのリアルな燃費はどれくらいなのか」という点ではないでしょうか。ユーザーの口コミを調べてみると、プリウス60の燃費は運転スタイルや利用環境によって、評価が大きく分かれていることが分かります。
実際のユーザー燃費を収集しているウェブサイト「e燃費」や「みんカラ」の投稿データを参考にすると、プリウス60の実燃費は、おおむね20km/L~28km/Lの範囲に集中しているようです。これは、WLTCモードカタログ燃費(2WDモデルで28.6km/L~32.6km/L)のおよそ7割から9割に相当する数値であり、ハイブリッド車としては非常に優秀なレベルにあると考えられます。
口コミの中には、「丁寧に運転すればリッター30kmを超えた」といった、カタログ燃費に迫る、あるいは上回るような驚きの声も少なくありません。これは、ハイブリッド車の特性を熟知し、EV走行を最大限に活用したエコドライブを徹底した結果と見られます。
その一方で、「市街地の短距離移動ばかりだと18km/Lくらい」「高速道路を速いペースで走ると燃費が伸びない」といった、期待していたほどの数値は出ないという意見も存在します。特に、エンジンを温めるために燃料消費が増える冬場の短距離走行や、エアコンを多用する夏場は、燃費が悪化しやすい傾向があるようです。
これらのことから、プリウス60の燃費は乗り手やシチュエーションによって大きく変動することがわかります。ただ、全体的に見れば、口コミで報告される実燃費も十分に良好な水準を維持しており、多くのユーザーがその経済性の高さを実感していると言えます。
気になるグレード別の実燃費をデータで比較

プリウス60には、1.8Lと2.0Lのハイブリッドシステム、そしてそれぞれに2WDと4WD(E-Four)の駆動方式が設定されており、どのモデルを選ぶかによって燃費性能は異なります。ここでは、グレードごとのカタログ燃費と、口コミなどから推測される実燃費の目安を比較してみましょう。
一般的に、実燃費はカタログ燃費の7~9割程度になることが多いとされています。
グレード (エンジン) | 駆動方式 | カタログ燃費 (WLTC) | 実燃費の目安 |
U / X (1.8L) | 2WD | 32.6 km/L | 24.0~29.0 km/L |
4WD | 30.7 km/L | 22.0~27.0 km/L | |
Z / G (2.0L) | 2WD | 28.6 km/L | 21.0~26.0 km/L |
4WD | 26.7 km/L | 19.0~24.0 km/L | |
PHEV Z / G (2.0L) | 2WD | 26.0 km/L | 20.0~25.0 km/L |
※実燃費の目安は走行条件により大きく変動します。
表からも分かる通り、最も燃費が良いのは1.8Lエンジンを搭載したUグレードおよびXグレードの2WDモデルです。主に法人向けやサブスクリプションサービスのKINTOで提供されるモデルですが、最高の燃費性能を求めるのであれば、このグレードが選択肢となります。
一般的に販売されるZグレードやGグレードは2.0Lエンジンを搭載しており、1.8Lモデルよりは燃費が若干劣るものの、その分、力強くスポーティな走りを提供します。それでも実燃費で20km/L台中盤を狙えるのは、さすがプリウスと言えるでしょう。
また、積雪地域などで需要の高い4WDモデルは、後輪をモーターで駆動するE-Fourシステムを搭載しているため、車重が増加し、2WDモデルよりも燃費が低下します。
PHEV(プラグインハイブリッド)モデルは、ハイブリッド走行時の燃費こそ2.0Lモデルより低い数値ですが、これは大容量バッテリーを搭載しているため車重が重いことが影響しています。PHEVの真価は、最長105km(17インチタイヤ装着車)のEV走行が可能な点にあり、日常の移動のほとんどを電気だけで賄えるため、給油の頻度を劇的に減らすことが可能です。ご自身のライフスタイルや走行環境に合わせて最適なグレードを選ぶことが大切です。
プリウス50(旧型)との燃費比較で見る進化

60系プリウスの燃費を評価する上で、先代モデルである50系との比較は欠かせません。結論から言うと、60系プリウスは50系から燃費性能を確実に向上させています。
一見すると、カタログ燃費の数値に劇的な差がないように感じるかもしれません。しかし、これには60系プリウスが採用するタイヤサイズが大きく影響しています。
モデル | エンジン | タイヤサイズ | カタログ燃費 (WLTC/2WD) |
60系プリウス (U/X) | 1.8L | 17インチ | 32.6 km/L |
60系プリウス (G/Z) | 2.0L | 19インチ | 28.6 km/L |
50系プリウス (E) | 1.8L | 15インチ | 32.1 km/L |
50系プリウス (S/A) | 1.8L | 15インチ | 30.8 km/L |
50系の主力タイヤが燃費に有利な15インチだったのに対し、60系はデザイン性と走行性能を高めるために17インチや19インチといった大径タイヤを標準装備しています。一般的にタイヤが大きく、太くなると転がり抵抗が増え、燃費には不利に働きます。
にもかかわらず、60系の1.8Lモデルは、50系の最良燃費グレードを上回る数値を達成しています。これは、より高効率化された第5世代ハイブリッドシステムや、さらに磨き上げられた空力性能など、車全体の基本性能が大幅に向上したことの証左です。
言ってしまえば、60系は「より格好良く、より良く走るようになった上で、燃費も向上させた」モデルなのです。デザインや走りの質感を大幅に高めながら、燃費性能でも進化を遂げている点は、60系プリウスの大きな魅力と言えるでしょう。
ライバル車との燃費ランキングでの実力を検証

プリウス60の燃費性能は、同クラスのライバル車種と比較してどの程度のレベルにあるのでしょうか。ここでは、同じCセグメントに属する代表的なハイブリッド車とカタログ燃費(WLTCモード)を比較し、その実力を検証します。
車種 | パワートレイン | カタログ燃費 (WLTC/2WD最良値) | 全長×全幅 |
トヨタ プリウス (60系) | 1.8L HV | 32.6 km/L | 4600×1780mm |
トヨタ カローラ | 1.8L HV | 30.2 km/L | 4495×1745mm |
ホンダ シビック e:HEV | 2.0L HV | 24.2 km/L | 4550×1800mm |
日産 ノートオーラ | 1.2L e-POWER | 27.2 km/L | 4045×1735mm |
トヨタ アクア | 1.5L HV | 35.8 km/L | 4050×1695mm |
表を見ると、プリウス60の燃費性能がいかに優れているかが一目瞭然です。直接的なライバルとなるカローラやシビックと比較して、明確に優れた数値を記録しています。
特に注目すべきはボディサイズです。プリウスはカローラやシビックよりも全長が長く、ゆとりある室内空間を提供しながら、この燃費を実現しています。
もちろん、ノートオーラやアクアといった、よりコンパクトな車種には数値上劣る部分もあります。しかし、これらは車のクラス(セグメント)が異なるため、単純な比較はできません。ボディサイズが大きく、居住性や積載性で勝るプリウスが、コンパクトカーに迫る燃費性能を持っていること自体が、その技術力の高さを物語っています。
これらの比較から、プリウス60は同クラスのハイブリッド車の中で、依然としてトップランナーであり、燃費性能において極めて競争力が高いモデルであると結論付けられます。
プリウス60で燃費が悪いと感じる原因と対策
- 高速燃費が悪いと言われる理由とは?
- 速度100km/h走行時の高速燃費を検証
- 走行モードで燃費は変わる?エコモードの効果
- すぐできる燃費を上げるための運転のコツ
- 満タンで何キロ走れる?航続距離の目安
高速燃費が悪いと言われる理由とは?

プリウス60の燃費について、「高速道路では意外と燃費が伸びない」あるいは「燃費が悪い」という声が聞かれることがあります。これには、ハイブリッドシステムの特性と、物理的な法則が大きく関係しています。
エンジン主体の走行になるため
ハイブリッド車の大きなメリットは、発進時や低速走行時にモーターの力だけで走行(EV走行)できる点にあります。しかし、高速道路で一定の速度で巡航する場合、走行抵抗に打ち勝つために、主にエンジンが稼働し続けることになります。モーターのアシストは入りますが、市街地のようにエンジンを頻繁に停止させることができないため、ガソリンの消費量は必然的に増加します。
空気抵抗の増大
そして、より重要な要因が空気抵抗です。車の空気抵抗は、速度の2乗に比例して増加します。つまり、速度が2倍になれば空気抵抗は4倍になるということです。 例えば、時速80kmから時速120kmに速度を上げた場合、空気抵抗は約2.25倍にもなります。この増大した空気抵抗に逆らって進むためには、エンジンはより多くのパワーを必要とし、結果として大量の燃料を消費してしまうのです。
プリウス60は優れたエアロダイナミクス(空力性能)を誇るデザインですが、この物理法則には逆らえません。特に、時速100km/hを超えるような高速度域では、燃費の悪化が顕著になりやすいのです。
これらの理由から、「高速燃費が悪い」と感じられることがあります。ただ、これはプリウスに限った話ではなく、程度の差こそあれ、全ての車に共通する現象です。
速度100km/h走行時の高速燃費を検証

「高速燃費が悪い」と言われることがある一方で、走行速度を意識すれば、プリウス60は高速道路でも優れた燃費を記録することが可能です。特に、日本の高速道路の法定最高速度に近い時速100km/h前後での巡航は、燃費と移動時間のバランスが取れた効率的な走り方と言えます。
あるメディアが実施した実燃費テストでは、交通の流れがスムーズな自動車専用道路(最高速度70km/h~80km/h)を走行した際に、25km/L~27km/Lという非常に良好な燃費を記録したというデータがあります。これは2.0LモデルのWLTC高速道路モード燃費(28.2km/L)に迫る優秀な数値です。
時速100km/hで走行した場合でも、これに近い燃費が期待できます。前述の通り、時速120kmといった高速度域では空気抵抗によって燃費が悪化しますが、100km/h程度であれば、エンジンの負荷も比較的抑えられ、ハイブリッドシステムの効率が良い領域で走り続けることができます。
高速道路での燃費を最大限に引き出すためには、クルーズコントロール(レーダークルーズコントロール)を積極的に活用するのがおすすめです。機械が自動で速度を一定に保ってくれるため、人間が無意識に行いがちなアクセルの踏みすぎや、不要な加減速を防ぐことができます。これにより、燃料の無駄遣いを抑え、安定した燃費で快適に長距離を移動することが可能になります。
走行モードで燃費は変わる?エコモードの効果

プリウス60には、ドライバーの好みや走行シーンに合わせて走りの特性を選べる「ドライブモードセレクト」が搭載されています。そして、このモードを切り替えることで、燃費は明確に変わります。
燃費を最も重視するならば、迷わず「エコモード」を選択しましょう。 エコモードを選択すると、主に以下の2点が制御され、燃料消費が抑制されます。
- アクセル操作に対する出力特性の最適化 アクセルを少し踏み込んでも、エンジンやモーターの出力が穏やかになります。これにより、ドライバーが意図せず急加速してしまうのを防ぎ、滑らかで燃費に優しい発進・加速をサポートします。
- エアコン(空調)の効率化 冷暖房の効きが少しマイルドになり、コンプレッサーの作動などが省エネ運転に切り替わります。特にエアコンの使用頻度が高い夏場や冬場において、燃費の悪化を抑える効果が期待できます。
一方で、「パワーモード」を選択すると、アクセル操作に対するレスポンスが鋭敏になり、非常に力強くスポーティな加速感を味わうことができます。高速道路での合流や追い越し、山道などでキビキビと走りたい場面では有効ですが、その分燃費は悪化する傾向にあります。
「ノーマルモード」は、燃費性能と走行性能のバランスが取れた標準的な設定です。 普段の市街地走行ではエコモードを基本とし、状況に応じてノーマルモードやパワーモードを使い分けることで、プリウス60の走りの楽しさと優れた燃費性能を両立させることが可能です。
すぐできる燃費を上げるための運転のコツ

プリウス60の優れた燃費性能を最大限に引き出すためには、車の性能だけに頼るのではなく、日々の運転における少しの工夫が鍵となります。ここでは、誰でもすぐに実践できる燃費向上のための運転のコツをいくつか紹介します。
ふんわりアクセルを心掛ける
最も効果的なのが、穏やかなアクセル操作です。発進時にアクセルをじわっと踏み込むことで、EV走行の時間を長く保ち、エンジンがかかるのを遅らせることができます。急発進・急加速は燃費悪化の最大の原因ですので、常に「ふんわり」とした操作を意識しましょう。
早めのアクセルオフで回生ブレーキを活用
ハイブリッド車は、減速時にモーターが発電機となってバッテリーを充電する「回生ブレーキ」を備えています。前方の信号が赤に変わることや、先のカーブを予測したら、早めにアクセルペダルから足を離すのがコツです。これにより、緩やかに減速しながら効率よくエネルギーを回収でき、燃費向上に繋がります。
タイヤの空気圧を適正に保つ
意外と見落としがちですが、タイヤの空気圧は燃費に大きく影響します。空気圧が規定値より低いと、タイヤの転がり抵抗が増加し、燃費が数パーセント悪化すると言われています。月に一度はガソリンスタンドなどで空気圧をチェックする習慣をつけましょう。
不要な荷物は降ろす
車は軽ければ軽いほど、走るために必要なエネルギーが少なくて済みます。普段使わないゴルフバッグやキャンプ用品などを積みっぱなしにしている場合は、こまめに降ろすことで車重を軽くし、燃費の改善が期待できます。
エアコンの賢い使い方
エアコンの使用は燃費に影響します。夏場はオート設定にし、極端な低温設定を避ける、冬場はエンジン暖房だけに頼らずシートヒーターやステアリングヒーターを活用するなど、賢く使うことで燃料消費を抑えられます。
これらの小さな工夫を積み重ねることで、プリウス60の燃費はさらに向上します。
満タンで何キロ走れる?航続距離の目安

プリウス60の燃料タンク容量は、2WD、4WD、PHEVの全グレード共通で43リットルです。このタンク容量と実燃費を基に、満タンでどれくらいの距離を走れるのか(航続距離)を計算してみましょう。
航続距離の計算式は非常にシンプルです。 航続距離の目安 = 実燃費 (km/L) × 43 (L)
例えば、あなたのプリウスの実燃費が走行状況によって変動する場合、航続距離は以下のようになります。
想定される実燃費 | 満タン時の航続距離の目安 |
20.0 km/L | 860 km |
22.0 km/L | 946 km |
24.0 km/L | 1,032 km |
26.0 km/L | 1,118 km |
28.0 km/L | 1,204 km |
この表からも分かるように、プリウス60は非常に長い航続距離を誇ります。仮に燃費が24.0km/Lだったとしても、一度の給油で東京から広島まで無給油で到達できる計算になります。
もちろん、これはあくまで計算上の目安であり、実際の航続距離は渋滞やエアコンの使用状況などによって変動します。しかし、頻繁に給油する必要がなく、長距離ドライブでも給油のことをあまり気にせずに済むのは、プリウス60の大きなメリットの一つです。この経済性と実用性の高さが、多くの人々に支持される理由となっています。
結論:プリウス60の燃費は本当に悪いのか?
この記事で解説してきた様々なデータを踏まえ、プリウス60の燃費について結論をまとめます。
- プリウス60の燃費は乗り方や走行環境によって大きく変動する
- カタログ燃費は理想的な条件下での数値であり実燃費との差は当然生じる
- 口コミでの実燃費は20km/L~28km/Lが多くハイブリッド車として極めて優秀
- 一部で「燃費が悪い」と感じるのは特定の走行条件下での燃費低下が原因
- 高速道路では時速100km/hを超えると空気抵抗で燃費が悪化しやすい
- 逆に時速100km/h前後での巡航では良好な燃費が期待できる
- 市街地でのストップ&ゴーやちょい乗りは燃費に不利な傾向がある
- 冬場の暖房使用時はエンジン稼働が増え燃費が落ちることがある
- 50系(旧型)よりも走行性能やデザイン性を高めつつ燃費も向上させている
- カローラなど同クラスのライバル車と比較してもトップクラスの燃費性能を誇る
- エコモードの活用でアクセル操作やエアコンが制御され燃費向上に繋がる
- 「ふんわりアクセル」や「早めのアクセルオフ」といった運転のコツが効果的
- タイヤの空気圧チェックや不要な荷物を降ろすことも燃費改善に有効
- 満タン(43L)で1000km以上の航続距離も十分に可能
- 総合的に見て「プリウス60の燃費は悪い」という評価は当たらず、クラス最高水準の経済性を持つ車と言える